アメリカ流の不動産投資法フリップ
日本ではあまり馴染みの無い不動産投資法ですが、アメリカではフリップと言って古い不動産物件を短期間でリモデルして転売する投資法があります。
日本の様に築年数が30年40年となってくるとそろそろ建て直しだなんて考えてきますが、アメリカでは30年40年はほぼ新古物件です。
80年以上を超える物件は珍しくありません。
これは日本では大体物件自体が30年40年経って来ると物件自体の価値はほぼゼロになりますが、アメリカではゼロにはなりません。
むしろ上がっていく場合もありますし、土地の価値と合わせるとほぼ100%上がっていきます。
これがアメリカ不動産の最大の魅力です。
フリップの投資方法はいたってシンプルで、アメリカはエリア毎に大体似たような物件が並んでいます。
同じ年代に一つのエリアに一気に建てられることが多いので、比較的似た物件が築年数も大体一緒で並んでいます。
昔からある住宅地ですと、リモデルされてキレイになっている物件と昔の古いままの物件が混在しています。
アメリカの住宅地はブロックと言って、20-30件の住宅が四角いエリアに殆ど同じようなサイズで、一つのブロックに収まっているような感じです。
この中のキレイにリモデルされた物件の価値を調べます。
それと同じようなサイズのまだリモデルされてない昔のままの物件を見つけてきて、その物件の価値も調べます。
そして、その差額ーリモデル費用=利益となります。
一度のフリップで物件にもよりますが、期間は半年くらいで5万~10万ドル(2020年現在の相場で日本円で550万から1100万)位の利益になります。
これはとても魅力のある投資でしかも夢があります。
昔からある不動産投資法ですが、今私がアメリカで一番興味のある不動産投資法です。
このフリップに関しては、リモデル後すぐに売り場合もありますし、賃貸してしばらくしてから売りに出す場合等、リモデル後の投資方法も複数あります。
このフリップの話は今後実体験と共に沢山お話ししていく予定です。