高騰する日本の不動産!
最近日本は都心の駅近を中心に不動産価格が高騰している様です。
特に人気なのが便利でセキュリティー管理もしっかりしている駅近高級タワーマンション等が挙げられます。
どんな人達が買っているかと言いますと、主に以下のようなグループに分類されます。
- 外国人投資家: 日本の高級不動産市場には、海外からの投資家が多く参入しており、彼らは主に高額物件を購入しています。
- 大手企業の役員や経営者: 日本の大手企業の役員や経営者は、高収入を得ているため、高級駅近不動産を購入することがあります。
- 医師や弁護士などの専門職: 医師や弁護士などの高収入の専門職の人々も、高級駅近不動産を購入することがあります。
- 富裕層の個人投資家: 富裕層の個人投資家も、高級駅近不動産を投資対象として選ぶことがあります。
- 海外に拠点を持つ富裕層: 海外に拠点を持つ富裕層も、日本の高級駅近不動産に投資することがあります。
これを見ると、外国人や富豪層ばかりで普通の一般人の日本人には買えないんじゃないか?と言う気持ちにさせられます。
外国人投資家というのは主に中国人の富裕層が多い様です。
日本の一家族が住む都内の新築マンションは特に投資家からも人気で、その理由は賃貸の需要が高い事と価格の値上がりが期待される事です。
平均価格も6300万円と大分お高いです。
では、なぜ今こんなにも日本の高級不動産市場は中国人投資家に目をつけられているのでしょうか?
世界を見ると中国の大都市香港では新築戸建ての平均価格は1.4億円、イギリスのロンドンでは1億と日本とは桁違いに高いです。
お隣の韓国のソウルでも8800万円。
アメリカのカリフォルニア州では中古物件で平均価格は約9000万円。
同じアメリカのハワイ州のオアフ島ではこちらも中古物件で昨年は1億円を超えましたが今はハワイ州全体で約9000万円位に落ち着きました。
日本の新築マンションは世界から見ると大分安い!
しかも、円安も加わってバーゲンセールみたいになっているんです。
中国やイギリスは基本的には不動産は50年とかのリースです。
億単位で買ったとしても自分の物にはなりません。
そんな意味でも生涯自分の物で相続もできる日本の不動産は中国人の投資家には魅力なのです。
それでは、日本の土地がどんどん中国人に買収されて占領されてしまうのではないかと思う方もいるかもしれませんが、そう思うのも無理はないかもしれません。
しかし、これは悪い事ではありません。
どういうことかと言いますと、中国人が自国のお金をどんどん日本に投資してくれているので、外貨が沢山入ってきます。
しかも、日本は相続税が世界でもトップクラスに高く、2015年から相続税の最高税率は55%
にまで引き上げられました。
不動産とはその名の通り、動かない資産ですからいくら外国人でも日本にある資産に対しては日本で納めなくてはなりません。
実は日本経済にとっては、外国人投資家が参入して来る事は良い事ばかりなんです。
確かに外国人投資家が日本の不動産価格を釣り上げているという事もありますが、これは特に駅近の高級新築マンションの値段が上がっている事で、全体の平均が上がっているだけです。
むしろ田舎などでは値段が下がってきています。
今は日本も少子化で人口が減少してきているので、日本政府も500万円以上の事業投資で外国人に対してビザを発行するなど、今後ますます外資が日本に流れてくるかもしれません。
治安も良く、自然も豊かで、しかも物価も安い日本は外国人投資家の移住先には人気が高いようです。
今後日本にも多くの外国人が移住してくる可能性が高いです。
日本は島国なので海外からの移民に対しては長い間物凄く慎重でしたが、ここへ来て今一番日本が抱えている大きな問題として、経済力の低下と人口減少があります。
これらの問題が投資家の受け入れで少しでも改善される事に期待したいですね。