やりたい事が見つからないという若者

若者にありがちな話ですが、自分の本当にやりたい事が見つからない。

本当に自分の好きな事を職業にしたい。

それで食っていく事が出来れば、そんな幸せなことはない。

そんな風に思っている若者層の方達や、そんな相談を受けた事のある中高年層の方達も多いのではないでしょうか?

今日はそんな方達に大きなヒントになる、私からの中年層のアドバイスとして聞いてください。

若い時から本当に自分のやりたい事を探して旅に出てみたり、色々な仕事を転々としてみたけど今一これと言うものが見つからない。

そう思っているうちにいい歳になってしまった。

若者に限らず、自分のやりたい事がなかなか見つからないという人は結構いるのではないでしょうか?

今まで自分がやってきた事を、一度立ち止まって振り返って考えてみた時に本当にこれが自分にとってベストの道だったのだろうか?なんて考えてしまう事は良くある事かもしません。

 

これについて私なりにいつも思う事があります。

それを見つけるのはそれほど難しいことではない。

結論からいうとそれはやりたい事というよりかは、それをやる事によって自分のモチベーションが上がる事だという事です。

 

仕事をしていて辛い事があると、当然嫌な気持ちになる。

そうするとこの仕事は自分には向いていない、辞めてしまおうと考える。

しかし、諦めずに頑張って達成するとなんとも言えない達成感が得られる。

この達成感こそがモチベーションを上げてくれて、よし次も頑張ろうという気持ちになり、その時にはもう辛かった事など忘れてしまっている。

モチベーションが上がることによって人はドーパミンを発生して、何とも言えない幸福感を感じます。

常にその事に対して高いモチベーションを保てる、考えるだけでワクワクしてくる。

モチベーションが高いと良いパフォーマンスを発揮しやすい。

そうなると最終的に、稼ぐ力がついてきます。

この稼ぐ力は人生を快適に過ごす為にも、また将来を楽しく生きていく為にもとても大切なスキルです。

将来の為に投資をしていく上で元々資金が潤沢にあるよという人は良いですが、多くの人はそうではないと思います。

そうなってくると投資を始めようとか、続けていく為には稼ぐ力が必要になってきます。

何か副業を始めてみようとか、今の仕事でもっと収入を上げていこうとか、この稼ぐ力というのはモチベーションがかなり重要になってきます。

仕事に対してモチベーションが高い人は、良い結果を出す確率が高いです。

私が学生時代に将来何を天職にしたら良いのか?そんな事を考えていた頃、自分より一回り二回り年上の方達に相談すると、多くの方から自分が好きな事をやるのが一番だよというように言われましたが、今思うとそれではちょっと言葉が足りないという気がします。

考え方によってはちょっと危険な回答です。

小学生や中学生に対して答えるのならまだ解りますが、そこそこ社会人目前の若者や社会人なりたての若者等に対しては、もう少し丁寧に説明する必要があると思います。

相談しておきながらちょっと失礼な話ですが、実際にその回答をくれた人達自身が本当に自分が好きな事を仕事にしていたのかというと、ちょっと疑わしいところです。

 

好きな事=やりたい仕事ではありません。

それだけでは途中で将来が不安になったり、上手くいかずに無気力になってしまったり、せっかく自分が好きだった事が嫌いにもなりかねません。

それでも少しの間なら失敗したりつまずいたりで多少は学べる事もあるかもしれませんが、長い間そこにハマってしまって貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあります。

もちろん全てがそうだと言う事ではありませんが、それでも好きでも続けていけるだけの周りのサポートや経済的なサポートがあれば続けていく事は可能かもしれません。

しかし、現実的に趣味を仕事にするような事は難しい方の方が多い気がします。

 

モチベーションが上がる事、モチベーションを上げるとは、単純にただテンションを上げろって事ではなくて、特にビジネスを始めるような時や新しい事にチャレンジする時には、腹の底からエネルギーが出てくる様な感覚が必要なんです。

言葉で説明すると難しい事かもしれませんが、私には経験があるので言わせていただきますと、今やれと言われてもモチベーションがない様な事では無理です。

その時は勝手に体が動いていて、何かオーラの様なものが出ていた気がします。

若いからとか、歳くっちゃったからとかは関係なく、そういった感覚はあるものです。

 

モチベーションが何よりも大事です。

稼ぐ為、稼ぎ続ける力を出す為にはこんな事を意識してみてください。

きっと幸福感に包まれて、天職だと感じられるはずです。

逆に言ったらモチベーションがなくなった時は最高のパフォーマンスが出来なくなってしまったと言う事。

逆にその時が引きどころだと言えるかもしれませんね。