インフルエンサーに俺はなる!
You tuberや人気ブロガー、今では芸能人顔負けに有名な事で、世の中に大きな影響を与えるようになって来ました。
SNS等でフォロワー数が100万人を超えるとトップインフルエンサーとなり、一流のインフルエンサーとして成功している目安にもなります。
まさに現代はより個性や自己発信力、エンターテイメンの能力があれば、誰でも実力で一気に有名に成れる、そんな時代になりました。
そして、どの時代にも形を変えてそれらを上手く世の中に広めていくプラットホーム、つまり広告業界が一番美味しい蜜を吸える様なシステムになっています。
彼らが求めているものは、派手でカッコよく、広告業界に大きな利益をもたらすようなインフルエンサー、つまり素人でもモデルのような若い人達です。
そんな人達を探し出し、企業はキラキラにして広告塔として売り出す事で、広告業界に利益をもたらします。
しかしその黄金の方程式が今、少しずつ崩れてきています。
年齢、性別に関係なく全ての人にチャンスが訪れてきています。
その証拠に、スーパーモデルを使って大々的に広告を出して、下着メーカーで長年天下をとってきたヴィクトリアシークレットがここ最近、販売業績を4割近く落としています。
コロナの影響で、店舗を一等地に展開しているので客足が途絶えてしまったという事も大きな要因ですが、それよりスーパーモデルによる派手な広告戦略の効力が問題になってきています。
世の中にはスーパーモデルの様なプロポーションよりむしろ一般的な普通の体型の人や、太っている人の方が多いのです。
なのにスーパーモデルの様な下着や洋服を一般の人達に向けて発信しても、それは素敵に見えて憧れはしますが、実際に買ってきてみたところでジェニファーロペスにはならないので、お客の満足度としては低い。むしろ返品したいなんて気持ちにすらなります。
年齢や体型にあった下着や洋服、モデルも若い層から年配層まで、痩せている人から太っている人まで、そんな多種多様なモデルを使った広告戦略が伸びてきています。
アメリカでもターゲットとという日本のイオンみたいな食料品から雑貨まで扱う大手良品店でも、衣料品の種類別は写真で太っている人のコーナーや、年配の人のコーナー等わかりやすく説明しています。
広告戦略にしても、インフルエンサーにしても、そのアプローチの仕方や内容を工夫する事によって、自分の年齢や体型、見た目をも個性として武器に出来る時代なのかもしれません。
スーパーモデルになれなくても諦めないで、チャンスは年齢問わず皆んなにあります。
では、また!