キャンピングカーで民泊
通常のホテルや民泊では体験できないグランピング民泊。
ところで、グランピングって何?
ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、ちゃんと説明するとなるとぼやっとしたイメージで贅沢な感じのキャンプの事、という様な感じで思われている方も多いと思います。
グランピングとは英語で華かという意味のグラマラスとキャンピングを合わせた言葉。
通常のキャンプよりも断然居心地の良く過ごせる様に、シャワーやキッチン等が用意されていて、特にキャンプではBBQする為に火を起こしたり、テントを組み立てたりという事をしなくても全て用意されている施設の事をいいます。
キャンプは準備や後片付けが面倒臭い。
それも含めて楽しむのが本来のキャンプなのですが、そういう事は嫌いだけどキャンプ自体は好きという、美味しいところだけ楽しませてくれるという事で、初心者キャンパーには大人気です。
我が家もキャンプは年に数回行きますが、家族で行くと結局私と妻が何から何までやらないといけないので大変ですが、子供達にしてみたらただ遊んでるだけなのでほぼグランピングを味わっている感じだと思います。
子供でキャンプが嫌いだというのもあまり聞いた事がないのは、この辺が理由かも知れません。
それでも、そこまでしてでも私達の様にキャンプに行きたいのにはやっぱり理由があります。
なんと言いましても非日常を味わいたいという事です。
ふわふわのベットでなくても、薄いマットのようなもので地面の温度やエネルギーを感じたり、家の中では味わえない外の自然の温度や空気を感じながら寝てみたい。
そんな中で目覚める朝を迎えてみたい。
非日常を味わいたい。
民泊のゲストはホテルではなく、なぜ民泊を選ぶのか?
そこにも色々な理由があります。
目的の場所にホテル等の宿泊施設がないから。
値段が安いから。
そして、非日常を体験してみたいから。
ホテルの良さもあれば、民泊の良さもあります。
その中でも非日常を経験してみたいという事は、ホテルに泊まるという事も一般的には非日常です。
ただ、多くの人はホテルには泊まった経験があると思います。
今までに経験した事がある。
まだ、体験した事がない事を体験してみたい。
そんな中で最近、注目されているのが、グランピング民泊。
キャンピングカー等で移動しながらではなく、その場所に置きっぱなしで民泊に使うのです。
つまり部屋としてキャンピングカーを使うので、車が動かなくても使えます。
土地さえあれば、家を建てたりする必要もないのでコストも大幅にかかりません。
キッチンやトイレが車に無くても、近くに共有で作れば良いし、車がベット代わりになればそれで良いのです。
このグランピング民泊は実際にエアビーのリスティングにもありますし、非常に特殊で人気があります。
問題は宿泊施設としての許可です。
これは宿泊施設ではなく、車を提供しているので全く違うカテゴリーに当てはまります。
日本ではレンタカー業のジャンルになります。
でも実際は宿泊施設として自治体に許可を申請する場合もあるし、実態はまだ物凄くグレーな状態です。
一体どちらのカテゴリーで許可申請をするのか?はっきりした事がわからないのが世界的にみても現状の様です。
一つ言える事は必要ならば、どちらかで許可申請をするべきです。
アメリカでもキャンピングカーのレンタルサイトにも掲載されていますし、民泊のサイトにも載っています。
キャンピングカーのトレーラーの部分を部屋にしたり、コンテナハウスに車をつけて部屋にしていたりして、変幻自在に都合の良い方で許可をとって合法的に施設として運営している様です。
しかし、上手く利用できれば物凄く素敵なグランピング民泊が自分でも出来ます。
土地さえあれば、自宅に空き部屋が無くてもグランピング民泊なら出来ます。
民泊を運営していくには、このようなクリエイティブな感覚が有利になる場合もあります。
出来ないから諦めるではなくて、出来る方法を考えるというのは大事な事です。
そして、当然それぞれの自治体に対して必要な許可申請も当然大切ですが、同時に近隣の人達への配慮も大切です。
許可や申請をもらっているから何でもありという様な感覚では、民泊運営は失敗します。
近隣の人達には以前と大きく変わらない様に配慮して、上手にグランピング民泊ができれば素晴らしいですね。
実は私もこのグランピング民泊を考えておりまして、その状況は今後何か進展があれば皆様にもご報告していきたいと思いますので楽しみにしていてください。
それでは民泊運営、まだの方もこれからの方もクリエイティブに考えて頑張りましょう。
それでは、また!