コロナ下で、これからどうなる?民泊事情
2019年から2021年の現在まで、コロナによって世界中で人々の働き方は大きく変わってきました。
民泊業界も人々が渡航を控えた事によって大きなダメージを受け、観光業界全体で過去に経験した事の無い大変な経験をしました。
観光だけではなく、世界中で多くの企業が通常の会社勤務から自宅でのリモートワークに切り替える事によって、コロナ渦の中でも会社を運営していける事が解り、働き方自体が大きく変化してきました。
そのスタイルは元に戻すどころか、リモートワーク自体今でも拡大し続けている様にも思えます。
当初はネガティブな意見の方が多かったこのリモートワークでしたが、今では多くの人が慣れ、このままリモートを続けたいと思う人達が沢山出て来てきました。
また、日本でも大きな変化がおきています。
これから就職を控えた就活生達の中では以前の様に都市部勤務を希望する人たちが実際に減ってきていると言います。
都市部に住んで都市部の会社に勤務しないと仕事が無いという時代は変わってきています。
フルリモートワークが出来る企業に就職し、自分達の住みたいところに住む事が可能になった現在、自分らしく場所に縛られずに仕事をするという夢の様な生活をする事が現実的に可能になって来ています。
そして、民泊のあり方も変わって来ています。
以前は観光客をゲストで迎える事が当たり前でしたが、こういったリモートワーカーをゲストとして迎えていく事が増えています。
リモートワーカーにも対応した最低限のアメニティーは今や必須です。
Wifiは当然の事、快適なワーキングスペースがあるとリモートワーカーにとっては大きな魅力になります。
実際に私の住むハワイでは、アメリカ本土から移住してくるリモートワーカーが最近急増しています。
それだけではなくノマドワーカーと言って旅しながら働く人達も増えています。
今年に入り、私の物件にもこのリモートワーカーとノマドワーカーがそれぞれ1か月程ステイしていましたが、話してみると1人は誰もが知っている大企業の会社員でした。
企業によってはリモートワークの為の旅費まで負担してくれるところもある様です。
コロナが落ち着くのを待って民泊を始めようなんて思っていると、タイミングを逃してしまいますよ。
民泊のこれからはゲストとして観光客は勿論、このリモートワーカーとノマドワーカーで大きく変わって来そうです。