シェアハウスとドミトリー

民泊の原点はB&Bつまりベットアンドブレックファーストですが、私にとって民泊の原点はシェアハウスとドミトリーにあると言っても良いくらいです。

若い時の旅好きな私にとって旅費を抑える事は旅を長く続ける為にも必須。

下手に安ホテルを見つけても、裏路地で独房のように暗く、窓を開けても隣のビルの壁が目の前にあるだけだったり、安ホテルといえど意外に高かったりという事はよくある事でした。

そんな時はシェアハウスやドミトリーを利用する事によって旅費を大きく抑える事ができ、特に一人旅をする時にはよく利用しました。

とは言ってもYMCAの様なところではトラブルも多く、行ったことはないのですが評判も良くなかったので、どこでも良いというわけではありません。

どのように探したかと言いますと、基本は日本人が経営していたり、日本人が良く利用しているシェアハウスやドミトリーを探していました。

日本人の特性とも言いますか、日本人が経営していたり、良く利用しているところは、衛生的にも利用している人も比較的まともです。

そしてシェアハウスやドミトリーの良いところは他の人とコミュニケーションをとれるところです。

同じような目的で旅している人にも出会えるし、全く違う人もいます。

元々、私はあまり全くの他人とコミニュケーションをとるのは苦手でしたが、同じ様な人が集まりやすいシェアハウスやドミトリーでは、あまり気にする事なくコミュニケーションがとれました。

そんな日本では昨今、ソーシャルアパートやシェアアパートメント、ボーダレスハウス等様々な物が登場しています。

要はシェアハウスやドミトリーと一緒なんですが、今風にソーシャルメディアを使って今住んでいる人や現状がオンタイムで分かり易くなっています。

これはそれぞれアパートメントや家毎に管理人や運営会社の管理が常時されていると言う事だと思います。

現代ではソーシャルメディアやブログ等を使って、頻繁に情報を提供していく事で新鮮さをアピールする事が出来ます。

私が20代くらいの時、近所に外人マンションと言われる海外から来ている英語教師や留学生が沢山住んでいるマンションがありました。

当時の私は何故か外国人と交流を持ちたかったり、生の英語を学びたいという欲求が強くありまして、その外人マンションには頻繁に出入りして、沢山の外国人と友達になりつつも叩き上げで英語を学んでいました。

しかし都内から少し離れな所にあったその外人マンションは、多種多様な外国人が住んでおり、少し危険な雰囲気もありました。

しかし現代の日本では、そんな危険をおかなくても、わざわざ海外に一人旅に出かけなくても、安全で清潔で国際交流が持てるソーシャルアパートやシェアアパートメントがあります。

そしてそのシェアするスペースやプライベート感にもそれぞれ自分で選択出来、自分にあった物が選べます。

シェアハウスやドミトリーを利用してみたけど、リビングやキッチンに行ったらいきなり数人の外国人に囲まれて、やっぱりホテルにしておけば良かったなんて事はもう昔の話です。

民泊運営でもそんな事を意識してみても面白いんじゃないでしょうか?