フリップ体験記その1

2021年初めての投稿になります。

遅くなりましたが、皆さん明けましておめでとうございます。

昨年の暮れから今年の頭にかけまして、自身の第一号フリップ物件の調査をしていました。

Banyan#1ロケーションはハワイのホノルル、見事なまでのボロ屋を自宅から15分の場所にあるカリヒという町で見つけました。

結果から言いますと、利益が出る可能性は大なのですがリスクが大きすぎるので、今後の不動産投資人生を考えて良い勉強になったと言う事で撤退しました。

要はまだ自分の判断力が未熟な為に、半分ギャンブルになってしまう可能性が高いので、今後同じ様な状況になった時には自分で自信をもって良いディールであると思える様になるまで、また経験を積んで出直すという結果で納得しました。

正直、悔しいですが時間も投資の一部のなのでここはきっぱり気持ちを入れ替えて次に行く事にします。

最初から自分には大きすぎるディールだったかもしれません。

Banyan#2プロのコンストラクターにも来てもらい、この1930年代の建築方法についても話を聞き、家を支えている柱がある壁を押すと家全体が揺れたのには驚きましたが、全体的に木造でシロアリにやられている部分が多く、完全に取り壊して建て直すという一番コストのかかる物件でした。

それでも利益が出るのならば考えても良いのですが、かかる費用として主に、解体費、建設費、設計費、建設許可費用、不動産業者が既に入っているので仲介料、物件販売時にかかるクロージングコスト、ローンの利子。

そして何より一番不透明でリスクを感じたのは設計図が出来てからハワイでは建設許可が下りるまで最低6か月以上はかかる事で、それから作業に取り掛かり完成までトータル1年で終われば良い方で、それ以上かかる可能性も高く、今回は取り壊しから建て直しと言う事でフルプロセスのフリップでありました。

その上、今回まだ一度も一緒に仕事した経歴の無い初めて依頼するコンストラクター達に、今回の鍵となるプロセスのスピードを託すのも少し不安があり、潔く次に進む選択を選びました。

投資という事には当然リスクは付き物ですが、100%自分が自信をもって軍配を振り下ろす事が出来なければそのプロセスの間中の1年間か1年半の間、精神的にも決して心地の良いものではないでしょう。

更にそういう精神状態では次のディールでも判断を欠いてしまう事に繋がりかねません。

リスクは最小限にし、そして精神的にも前向きに考える事が出来なければ、そのディールは自分にとってあまり良いものではないと考えました。

第二弾もまた直ぐに公開いたします。

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