モチベーションが大事
生まれた環境は関係ない
2023年アメリカの不動産価格は過去最高
州によっては中古の戸建て価格の平均が1億を越すところも!
こんなニュースを聞いて、あなたはどう考えますか?
どうせ金持ちだけの話で私には関係ない。
それとも、なるほどー面白いと思いますか?
アメリカの不動産市場は独特の動きを見せています。金利の上昇にもかかわらず、不動産価格が急上昇している現象が確認されています。
通常、金利の上昇は住宅ローンの負担増となるため、不動産の購入を控える動きが見られるもの。
しかし、アメリカではその法則が覆されているのです。
この背景には、高い価格と金利の影響で、中所得層や低所得層が不動産の購入を控える動きがある。結果的に、賃貸市場への需要が高まっています。
そして、アメリカの格差問題。
私自身もアメリカに住む日本人として、日本とは異なる格差を日常で感じています。
特に、裕福な層と一般層、そして貧困層の明確な階層が目立ちます。
日本は圧倒的に一般的な層が多く、裕福な層も沢山いますが、アメリカはこの裕福な層のレベルが日本とは桁違いに高く、逆に一般的な下位層でも貧困のレベルに入ってします。
アメリカの都市部、特にカリフォルニア州サンディエゴでは、コロナ禍で住宅価格が急上昇しました。
しかし、その高騰は一時的なもので、現在は下落傾向にあると言われています。
その他にもカリフォルニア州のサンフランシスコ、ハワイ州等でも同じような現象が起きています。
アメリカの不動産価格は過去最高にも関わらず、これらの今まで特に高価格だったエリアでは正反対の値動きをしているのです。
こうした動きの中で、住宅価格が比較的安い地域へのリロケーションが増えています。
テキサス州、アリゾナ州、ネバダ州、ワシントン州、フロリダ州など、カリフォルニアよりも住宅価格が安い州に移住する人々が増加しています。
このリロケーションの背後には、生活費の安さや、新しい仕事の機会、また家族や親しい友人との距離を近づけるといった多様な理由があります。
しかし、その根底には、人々がより良い生活を求め、地域の特性や価値観に合わせて最適な場所を選んでいることが見受けられます。
さらに、アメリカの資本主義社会は、この不動産の現象にも大きく影響しています。
アメリカの裕福な層のレベルの高さ、逆に一般層や貧困層の深刻さは、アメリカの不動産市場にも影を落としています。
これらはアメリカ社会の大きな課題として取り上げられています。
しかし、現代のテクノロジー進化は、このような状況を打破する可能性を秘めています。
インターネット環境が整えば、所得や社会的背景に関係なく、自分で学ぶことが可能となりました。オンライン教育の普及、無料の学習リソース、そして各種の学びのプラットフォームは、中所得層や低所得層にも新しいチャンスをもたらしています。
実際、自分のモチベーションと努力次第で、多くの人々がこれらのリソースを活用し、経済的・社会的な困難からの脱出を果たしています。
これはアメリカだけではなく、世界的に見ても殆ど同じような状況になりつつあります。
このような時代の変化と可能性を背景に、私たちは新しい社会構造や価値観を理解し、それを活かす方法を模索すべきです。
もはや知識が多いものが強いという時代ではありません。
むしろ、モチベーションが高く、自分自身をコントロール出来るかが鍵になって来ます。
古い言い方かもしれませんが、何かをする時には腹に力を入れて頑張るんだと、良く親にも言われましたが、これは私的には今だに役に立っています。
根拠はありませんが、これから立ち向かおうとしている困難に対して、打ち勝つ勇気が湧いてきます。
ハワイに移り住んできた時にも、ハワイに長年住んでいる方に僕の顔を見て、そんな怖い顔していたらハワイではダメだよと言われ、その頃から何か辛い事がある時ほど笑顔でいる様に勤めています。
人それぞれに自分自身の経済力や知識や技術を向上させる為に、何かをしようというモチベーションを継続するのは難しい事です。
それに加えて自分が生まれた環境というのも大きな要因になるとは思いますが、生まれ持って裕福な環境を羨んだりしても始まりません。
むしろ裕福でない方が、工夫して知恵を働かせる環境であるとも言えるかもしれません。
チャンスはいくらでもあります。
それに気付き愚直に続けられる事は大きな能力です。
そんなモチベーションを持っているのは、それだけで大きな資産だと思います。
そして、これからのブログでは、このような新しいチャンスや可能性、そしてそれに伴う課題や困難についても深く掘り下げていきたいと考えています。
次回も皆さんに役立つ情報をお届けできるよう努めますので、ぜひまたお越しください。