仕事を辞めて独立しよう!

ここ数年、特にコロナ以降、世の中の働き方は随分変わりました。

以前のように毎日毎朝、満員電車に乗って会社に行かなくても、在宅で週に数回だけ会社に行けば良いという様な会社も増えました。

しかし、その一方で在宅ワークだとパフォーマンスが落ちるという意見や、コミニケーション不足によってのチームワークの低下等、新たな問題もあがってきています。

有名な話では、最近Twitter社を買収したテスラ・モーターズやスペースX等のCEOでもお馴染みイーロンマスク氏も、Twitter社を買収しCEOになったその社内ミーテングで、社員全員に対して在宅勤務の禁止と全社員会社勤務を義務付け、会社に出社しない社員はクビと言っていました。

 

はたしてどちらが良いのか?

どちらにしてもその権限は会社にある訳で、どうしても在宅しかしたくないというのならば、在宅を許可してくれる会社に移るしか方法はありません。

 

しかし、いつまでこんな事を続けるのか?

仕事は嫌いじゃないが、いい加減自分に選択肢があって自分で決めたいと思うところだ。

仕事で最高のパフォーマンスを出すには、自分がノッテいる時。

その時間は自分で決めたい。

 

もう何にも縛られずに自分の為に自分でやりたい。

そう思ったらもう自分で切り拓いていくしか道は無いんです。

でも、それには独立して会社を起ち上げるしかないのだろうか?

そうとも言い切れませんが、現時点ではそれが一番良い方法なのではないでしょうか?

それにはやはりお金もかかるし、アイデアも沢山ないと….

やっぱりやめよう、今のままで良い!

今のままで十分幸せだ!

年齢的にも失敗したらヤバいし…

 

こんな風に思って今の自分を正当化し、さっきまで嫌気が差していた現実に対して背を向けて見て見ぬふりをする。

むしろ自由から逃げて、あえて自分でいばらの道を選んでいるとしか思えません。 

 

仕事とは何なのか?と多分皆さんも考えた事はあると思います。

私も過去に何百回、何千回、いや何億回と考えました。

今でも考えます。

 

生きていく為には必要な事

お金の為

自分の好きな事

面倒臭い事

人の為になる事

 

私が思うにそのどれもが正解であって、正解でもないんです。

ただ思うのはいつも自分が仕事に振り回されて不幸になるのだけは嫌だと思います。

勿論、そんな事を言ったって仕事なんだから仕方がないんですが、時には我慢してやらなければならない時だってあります。

しかし常に仕事に振り回され、いつもやりたい事を仕事の為に犠牲にしていると気が参ってしまいますし、最初に言った様に良いパフォーマンスなんて出せる訳がないんです。

仕事ってどんな仕事でも、自分が最高のパフォーマンスを出せている時が一番楽しいんじゃないでしょうか?。

それは仕事が好きとか嫌いとかではなくて、人に喜んでもらったり、評価してもらった時が一番この仕事をやってて良かったと思えるのではないでしょうか?

 

なのに多くの人はお金にフォーカスしすぎてしまい、疲れてしまう。

目標をクリアして、また次の目標が出てきて、永遠に続きます。

働けど働けど、いつまで経っても自由は手に入らない。

それは、実は自分がそうしているだけで、自分がその場所に留まっているからだという事に気付かないまま、全ては環境のせいだと人のせいにしているに過ぎません。

 

日本には国境離島補助金とか地域おこし協力隊とか面白い制度があります。

国境離島補助金とは日本の五島列島や伊豆諸島などの国境にある離島の過疎化を防いだり、地域おこしの為に、新規創業や既にあるビジネスを事業継承した場合にその創業や継承にかかる費用の75%最大600万円を政府から支援してもらえたり、既に自分でビジネスをしている場合、その事業拡大の為に費用の75%最大1600万円が政府から支援される制度です。

地域おこし協力とはその名の通り地方活性化の為の制度で、都市地域に住んでいる人が過疎化が進んでいる様な地域で人手不足に陥っている地域産業へ従事する事によって、政府から自治体を通して年間480万円の給与と1つの事業に対して200万円までの経費補助が支給され、任期は1年以上3年未満となっています。

その後、その地域に定住して起業する場合は起業手当として100万円が支給されるというような制度です。

これらを利用すれば、起業にかかる資金やアイデアなど殆どノーリスクで出来ます。

飲食店起業などもその地域にない、一般的に人気のあるラーメン屋やパスタ屋、カフェ等も都心部のような競争に巻き込まれずに営業する事が出来ますし、後継者不足で廃業に追い込まれている様な優良事業は沢山あると思います。

年間の半分だけこの様な地域に住んで、半分は都内に戻って来るようなライフスタイルも可能でしょうし、やる気さえあれば年齢は関係ありません。

実際にこの様な制度を利用している年代は30代半ばから60代上の幅広い年代です。

 

私が日本で飲食店を始めた頃は今から25年位前になりますが、起業する資金を作る為にやりたくもない様な仕事を何年もやったものです。

融資の為に銀行に行っても相手にされず、日本政策金融公庫つまり国庫に融資を求めたりしても、中々融資をもらえなく、まだ20代でしたがやる気はあるのにお金がないという、事業を始める以前に大きな壁が立ちはだかっていました。

当時はまずこの壁を打ち砕く事から始めなければいけませんでした。

あれから25年たった今は随分と良くなりました。

 

もし私ならば、自分の趣味であるサーフィンに適したエリアを探して、自分がストレスなく半定住出来そうな場所で、その地域に必要な飲食店を作ったり、古い民宿やホテル等を改装して民泊運営をすると思います。

私の大好きなサーフィンの神様、今年74歳のジェリーロペスの言葉に

Keep paddle. There’s always the next wave coming.

漕ぎ続けなさい、次の波は必ず来ます

という言葉がありますが、この言葉は人生も同じなんだといつも考えさせられます。

何歳になってもこのメンタルが大事なんだと思います。

 

人生、自分の選んだ波に乗り続ける為にも自分のペースで漕ぎ続けましょう。

あなたの波は必ず来ます。

失敗しても、何度でもチャレンジする事が出来るのです。

Never give up!!