工事費や修繕費を浮かせて、経費を節約

皆さんはどんなツールをお持ちでしょうか?

基本的にはネジ回しとかノコギリとか、ペンチやレンチ等があれば大体の事は出来てしまうのですが、いちいち木を切るのにノコギリを使っていたり、穴を開けてネジを打つのにネジ回しを使っていたら時間がかかってしまいますし疲れてしまいます。

DIYは単調な作業の繰り返しでもあるので、効率よくやる事が大事です。

その為にはある程度、お金を払ってでも電動の工具が必要になってきます。

電動工具を使って単調作業を素早く終わらせることで、気分も良いですし疲れずにすみます。

 

そして、家を直したりリモデルする時などは、自分一人ではなく誰かの手を借りてテンポ良くプロジェクトをこなしていくのも、重要なポイントです。

自分で出来ることはなるべくやるが、プロに任せるところはプロに任せたり、自分で出来るとしても体に負担がかかりすぎそうな仕事はマッチングサイトで人材を探してみたり、要は1つのプロジェクトを効率よく低コストでなおかつクオリティーの高いものを作り出すことが、醍醐味であったり楽しさでもあります。

自分はプロジェクトのリーダーであり、現場監督です。

 

そんな事は面倒臭い、全てお任せでという方はそれはそれでしょう。

特にアメリカの場合は任せておいたら適当にやられていたとか、イメージしていたのと全然違う物になっていたという事は良くあります。

しっかり監視していないと何をされるかわかりません、というくらいの気持ちでいた方が良いです。

勿論、全部が全部とは言いませんが、自分以外に信頼できる建築会社や現場監督がいる場合は別ですが、それでもコミュニケーションをしっかりとっておく事は非常に重要です。

アメリカではある程度の建築の知識は必要です。

そこまで専門家までとは言いませんが、プロジェクトの概要は把握していた方が良いです。

色々と口を挟むくらいの知識があれば非常に良いのですが、やり過ぎてウザがられても良くありません。

こちらも学びつつ、専門家とコミュニケーションをとれるレベルで話せればちょうど良いです。

そして、それは最終的には大きな経費の削減にも繋がります。

 

さて、それでは話を元に戻して、DIYで私が思うお勧めのツールについてお話します。

まずは電動ドライバーなんですが、これは持っておくと非常に便利です。

一番使うツールです。

ドライバーにはインパクトと言って普通の電動ドライバーよりもパワーのあるものがありますが、出来たら両方持っておくと良いです。

色々な場所で使うので絶対にコードレスの物が便利です。

コードがあると使いたい場所に届かなかったりして、ものすごいストレスです。

今時、コード付きの電動ドライバーなど殆ど観た事はないですが、稀に安いからといって買ってしまうと絶対に後悔しますので、コードレスの物で間違い無いです。

インパクトはパワーがある分、慣れないと空回りしてネジ頭が潰れてしまうので、その点は注意が必要です。

おすすめは断然、Makita(マキタ)のインパクトドライバーです。

 

そして、次に電動丸ノコです。

これもコードレスでバッテリー式の物だとコードが引っかかったりしないのでやり易いのですが、その分バッテリが重いという欠点があります。

おすすめは刃の大きめな電動丸ノコはコード付きの物、さらに刃の小さめな電動丸ノコはコードレスの物。

この2タイプがあれば便利です。

電動丸ノに関しては言えば、オンライン等で買う前に実際にホームセンターへ足を運んでみて、触ってみて持ってみて扱えそうな重さの物を選ぶようにして下さい。

 

まずDIYを始めようという人にはこの2つ、電動ドライバーと電動の丸ノコは必須アイテムです。

電動ドライバーと電動丸ノコ2種類づつは買えないという場合、電動ドライバーはインパクトドライバー、電動丸ノコはコード付きの物で良いと思います。

2つ合わせても2−3万円揃うと思います。

 

これ以外にもあると便利な物は

卓上丸ノコ

テーブルソー

ジグソー

電動やすり

 

これくらいあれば、とりあえず殆ど何でもできると思います。

これらは特にブランドに拘らなくても、とりあえずあったら便利です。

勿論、それぞれやる事によって特殊なツールが必要になってくることもありますが、DIYを本格的に始めてみるならば、いずれこの辺は必要になって来ると思います。

 

工具は殆どのもが長く使えるので、丸ノコであれば刃を新しい物に替える事で、また切れ味も良くなりますので大事に使えばその殆どが一生物になります。

そして、工具が増えれば出来る事も増えてDIYスキルも上がっていきます。

 

出来る事が増えれば楽しくなってきますし、新しい工具で色々な事にチャレンジして、また似たような状況になった時に以前よりももっとスムーズに出来る様になってどんどんスキルは上がっていきます。

私の場合はDIYをする時は7割くらいが初めてする事だったり、以前に経験のない様な事ばかり。

常に過去の経験の応用だったり、新しい事への挑戦です。

そこがDIYの面白さでもあるし、醍醐味だともいえます。

そして、まだ経験が無く、自信のない事はまず最初はプロに任せて、次回は自分でチャレンジする為にもよく見学してみる。

質問したり、相談したりして、プロに直接聞いてみる。

邪魔にならないように見学して、タイミングをみて質問してみましょう。

 

私も過去に水道の銅パイプやドアや窓の左官、ペンキの塗り方、壁の作り方やドライウォール、コンクリートのやり方まで、殆ど全て最初はプロのやっているところ見て、質問して、場合によっては手伝いながら教えてもらうという方法で色々と憶えてきました。

まだまだですが、それでもそう簡単ではありません。

失敗する事の方が多いですが、失敗は成功の元。

大体出来ていれば、ちょっとした失敗は恐れるに足りません。

何でも自分でやれる事はやってみる。

それがアメリカ式DIYだとも言えます。

アメリカ人はそんなスキルを持っている人がとても多いです。

築年数が100年でも立派な家がごろごろしているのもうなずけます。

アメリカは家のちょっとした事でも修繕費等やメンテナンスの費用は物凄く高額です。

自らがちょっとしたハンディーマンになる事で、そういった大きな支出もセーブする事が出来るのです。

アメリカで生活していく上で、ある程度のDIYスキルは必然なのかも知れません。

是非皆さんも、出来そうな事は自分でやってみる癖をつけてみても楽しいですよ。

節約にも繋がりますし、一石二鳥です。