民泊の価格設定、円安編

円安は悪じゃない良い事だって…

 

民泊の価格設定、悩む方も多いのではないでしょうか?

自分のリスティングに自信がなければ、中々気持ち的にも値段を上げ難いものです。

今、欧米諸国をはじめとして世界的なインフレです。

日本は円安で悪いニュースばかり耳にしますが、そもそも円安ってそんなに悪い事なのでしょうか?

少し金銭感覚が狂ってきそうな今のご時世ですが、日本国内にいると何で所得は変わらないのに物の値段ばかりが上がってるんだろうって不満に思いますよね。

そもそも何でこんなに日本の円が安くなってて、物の値段ばかりが上がっているのか?

その根本が分かれば的確な金銭感覚がわかります。

どうせなら、円安を自分のプラスに使いたい。

今日はその辺についてのお話しです。

最近の円安は一時は1ドル150円までいきましたが、その時はアメリカの銀行のテラー(窓口)で働きながら私のお店でバイトしてくれている女性の店員が言っていました。

”毎日毎日ドルを日本円に換金するお客さんで大忙しです。1ドル200円位までいくんじゃないですかね?”

私はそれを聞いて200円はいかないと思うけど、私が小さい頃の1980年代は毎日のようにテレビのニュースでは”円安ドル高”で1ドル200円台で取引されていたのを思い出します。

私の知人数人もその時にドルを円に換金していたみたいで、130円くらいで落ち着いた今、彼らは日本に美味しい物を食べに行くといって遊びに行っています。

やっぱり海外から見る日本の魅力って食が一番大きいんですよね。

寿司やラーメンなどは世界的にも人気な日本食なんですが、日本に住んでいる方には気づきにくい事かもしれませんが、パン屋さん1つにしても海外の人からすると物凄く美味しいんです。

そんな日本人には気付きにくい日本の魅力って沢山あります。

円安になると、確かに日本から海外に出るのは少し大変な事になるかもしれませんが、当然ですが逆に海外からはとても日本には行きやすくなります。

わざわざ日本人が海外に行かなくてもどんどん外資が日本に入って来るというメリットがあるんです。

これを放っておくと少しづつ円高になって行くんです。

逆に円高だと日本人は海外に行きたがるので日本円は海外にどんどん流れ出て行きます。

日本にある外資系のホテルに行ってみるとわかると思いますが、今は円安のインフレなので外資系のホテルは特に普通のホテルよりも大分高いです。

ホテルのサービスやレストランも驚くような値段だと聞いています。

それでも外国人はお金を出す。

そこまで高いとは思っていないんですね。

少し不公平だと思うかもしれませんが、これは仕方ありません。

日本にもそういう時期はありました。

日本人を見ると外国人は金持ちが来たと思って特別待遇にしてくれた時期もありました。

ですので、ここはしたたかにいこうじゃないですか。

ということは、民泊も外国人が多いエリアは値段を上げる事が出来るという事ですよね。

例えば、スキー場で有名な北海道のニセコや富良野は外国人には特に人気です。

近隣のレストランなどもそれに合わせて値段が高く、地元の人は近づきません。

新潟県の苗場、長野県の白馬なども多くの外国人が来ると聞いています。

ならば、民泊運営をしていて、その場所に近いならば値段を考え直す必要がありそうです。

そんな場所ではなくても民泊運営をしていれば、外国人は結構見るけれどそんなに有名なところではないと言って諦めるのは少し早いかもしれません。

外国人が来やすいように少し工夫をしてみても損はないと思います。

簡単に出来るところでは、まずはリスティングを工夫して差別化がはかれるか考えてみましょう。

外国人の目に止まるような一言が必要です。

例えば”Available in English”や””Available in Chinese”と最初に描くだけでもだけでも違ってくるかもしれません。

現代はメールでの対応はGoogle翻訳を使えば何とかなります。

そんな気遣い一つでも、海外からの旅行者は喜びます。

外国人が来やすいように工夫をしたり、外国人が好きそうなサービスを取り入れる事も検討してみましょう。

出来ることはとりあえず何でもやってみるという事で、やってみるとあなた自身もそれに慣れていきます。

経済は生き物のように動きます。

今はインフレで円安というチャンスです。

コロナを乗り越えた皆さんには分かるはずです。

是非このチャンスに外国人を取り入れる工夫をして民泊運営を盛り上げていってください。