車だって大事な資産、本当にテスラで大丈夫?
これは全く私の個人的な車好きの意見です。
車好きというよりかは、車は自分の大事な資産に影響します。
そういった目でも私的には車には非常に関心が強いです。
最近、ハワイではEV(Electric Vehicles)が本当に増えました。
特に人気なのがあのイーロンマスクがCEOを務めるテスラです。
ハワイで一番多い車種は何と言われれば、今はテスラなのではないかと言うくらい、ハワイではそこらじゅうにテスラが走っています。
そんなテスラですが、EVが魅力というよりは、私の個人的な意見としては自動運転です。
先日、アメリカの本土ワシントン州に行った時の事です。
ホノルルからワシントン州の真ん中より東側に位置するタコマ空港に降り立ちました。
そして、タコマ空港から北側のエドモンズという街まで向かいます。
今回はレンタカーではなくTuroという一般の人から車を借りるという配車サービスを利用して、テスラを借りて自動運転を体験してみようと思いましたが、流石に自動運転はまだレアなのか?見つける事が出来きませんでした。
結局普通のレンタカーを借りてタコマ空港から北へ約50キロ、シアトルのダウンタウンを抜けてエドモンズの街まで行きました。
そこまでの道のりはインターステート5号線、通称 I-5という南はカリフォルニアからオレゴンを抜けて北のワシントンまでの3州を約2300キロ続く長ーい高速に乗って向かいます。
いつもと違う場所に行くとやはりどんな車が走っているのかで、何となくその土地の雰囲気が感じられます。
私のイメージではハワイと同じアメリカなので、やはりテスラがたくさん走っているのだろうと想像しておりましたが、意外にもテスラは殆ど見かけませんでした。
KIAやHyundaiといった韓国車も以前に比べると大分増えたと思いましたが、やはり今でも多いのはトヨタです。
しかもトヨタのEVではなくハイブリットカーが非常に多い。
その理由が直ぐに分かりました。
何だかんだ、エドモンズについてからはテスラに乗る機会があり、初めてテスラに乗車しました。
自動運転のテスラではありませんでしたが、モデルXというSUVのタイプです。
テスラにはモデルS,3,X,Yとあり、これを並べるとSEXYになります。
余談ですが、こんなところは遊び心があって好きです。
そして、エドモンズの街から北東へ約200キロ、マウントベイカーというカナダとの国境近くまで行きました。
ここまでの道のりをテスラはEVカーなので途中充電スポットによる事1時間、通常ならば3時間もあればサクッと着くところを、ここがEVの欠点でもある充電の為のロスタイムで充電スポット経由で行ったので。約4時間ちょいかけてようやく到着。
いやー、疲れました。
なるほど、このEVカーは広大なアメリカ大陸では面倒臭い!
一々充電スポットを気にしながらルートを決めて、とにかく充電に時間がかかるので車としては効率が悪いですね。
もう一発で私のEVに対する熱は冷めました。
狭いハワイや、日本の沖縄のような島なら遠距離と言ってもせいぜい50−60キロなのでEVカーでも問題ないかもしれませんが、これはアメリカでは本当に売れてるの?と思ってしまいました。
街乗りしかしない様な人にはありなのかもしれませんが、現実的に考えてやはりトヨタのハイブリットカーがたくさん走っているのもうなずけました。
ガソリンスタンドでサクッと給油出来て、走ると同時にその力で充電もしてくれるハイブリットカーが一番便利で効率が良いのは当然の話ですね。
このトヨタを本気でアメリカから追い出そうとしている、アメリカ政府やテスラも凄いですが、それに負けじと戦い続けているトヨタには日本人として誇りを感じます。
トヨタは水素カーにも力を入れていて、ここ数年でヨーロッパでもEVより水素にシフトする国も出てきています。
大体、このEVカーはバッテリーにリチウムイオン等を使用していて、このリチウムを採掘する為には大量のCO2や廃棄物、排気ガスを放出します。
もうエコなのか、なんだか分かりません。
しかもバッテリーなんで、だんだん弱まってきます。
皆さんも携帯電話等や掃除機などでも経験したことがあると思いますが、バッテリーというのは段々パワーが落ちてきて、充電をフルにしても充電のもち時間だって短くなってきます。
ということは、EVカーもだんだんパワーも落ちてくるし充電時間も長くなって来るって事です。
これから五年後十年後、本当に高いお金を払ってテスラを買ってどうなるの?と思いますね。
これも余談ですが、コロナの時にポルシェのEVカーのバッテリーの不都合で、交換の為に8ヶ月待ちで8万ドル(約1千万円)請求されたハワイの知人がいましたが、流石にディーラーで冗談でしょ?と言って何とかなったらしいですが、まだまだEVの車には信用が出来ません。
そして下取りに関してもあまり前例がないので、私が思うにまだテスラなどのEVは買えないですね。
日本ではアメリカではテスラが物凄く売れているとなっていますが、実際の感覚としてはまだまだトヨタが最強です。
韓国車なども今では日本車ほど高くはなく、性能も良いという事で人気です。
テレビ等の電化製品も、一昔前では世界的には日本製が一番でしたが、携帯もそうですし、キッチン電気機器も最近の韓国製は確かに安くて丈夫です。
大分時代が変わりましたね。
そういう中でもやはりアメリカでは、まだまだトヨタの底力を感じられた様な気がします!
アメリカでは今後トヨタが停滞し、その代わりにテスラ等の次世代EVが自動車界の覇権を担うと誰もが思っていますが、そう上手くはいかなそうです。
アメリカ対トヨタと言ってもよい様なこの状況にトヨタは実力でどう立ち向かうのか?
アメリカではテキサス州やカリフォルニア州などをはじめ、ガソリン税などを増税し、その影響で一時はEVの販売が好調になったとも言われていますが、実際の世論はまだまだEVに完全移行しているとは言えない様です。
それでも、アメリカは強引に税の力を使ってトヨタの実力を封じ込めて、EVシフトに持っていくのでしょうか?
アメリカのトヨタいじめはまだ始まったばかりです。