金って何だ?

こんな質問をされたら皆さんはどう答えますか?

大切なもの?沢山あっても困らないもの?

色々な意見があるとは思いますが、人それぞれによって違いますし、やっぱり出来れば沢山欲しい。そう思う方は多いと思います。

金の事ばかり考える奴は意地汚い。

金、金言っている奴は人間のクズだ!

そんな事を思う方も少なからずいるかもしれませんが、意外とそんな事を言ってる人程、金に関して目を背けて来ている可能性が高いです。

だからこそ、本質を解っておく必要があるのではないでしょうか?

簡潔にご説明いたしますので、そんな方こそ是非聞いてみて下さい。

 

お金は腐らないですし、沢山あれば運用して、持っているだけでお金を増やす事が出来ます。

逆に足らないと生活していけないですし、基本的には多くの方はお金を手に入れるためにコツコツ毎日働いて、仕事に時間を捧げてその対価としてお金を稼ぐというのが通常だと思います。

”金は天下の回り者”という言葉がありますが、これはお金は一箇所に留まらないで直ぐに逃げていくよという意味で、ケチケチするなというニュアンスがあります。

そうすることでお金が回って景気も良くなる。

これはどういうことかと言いますと、例えばあなたがお店で1万円の物を買えば消費税10%がかかるので、全部で1万1千円払う事になります。

これはお店の人が1万円と更に1千円得する訳ではなくて、お店がお客さんに代わって1千円納税します。

当たり前ですね。

今度はこの儲かった1万円でお店の人がまた何かを買えばそこでまた消費税を払うので1万1千円にして支払い、1千円は納税されます。

1万円は変わらないのに政府はただ1万円札という紙を刷っただけで、また1千円税金として徴収できます。

政府としては、金が世の中に回るだけで打ち出の小槌のようにお金が湧いてくるという仕組みです。

これによって国は潤います。

つまりは日本人の様に銀行に沢山の預貯金なんてされてしまうと政府は困る訳ですから、何とか使ってもらって沢山お金を流通させて、税金を摂りたいというのが政府の本音でしょう。

昔は違いました。

昔は国民に貯金させて、そのお金を政府が借りるなんて事をしていましたが、今は違います。

だから昔は、貯金する事は素晴らしい。

お金があったら貯金しなさいなんて言われていましたが、それは昔の話。

今はお金があったら運用しなさい(笑)でしょうか?

その点、アメリカ人はバンバン使います。

文化が違います。

貯金をするなんて、日本人の戦時中の考え方です。

私が見ている感じでは皆んな当たり前の様にクレジットカードは使いまくるし、ローンが組めれば身の丈以上の車には乗るし、これから来るホリデーシーズン等にはわざわざホリデーローンとかいう訳の解らないローンを組んでまで爆買いします。

そのおかげで年末のホリデーシーズンが終わると、一気にその支払いや4月にあるTaxの支払いで、街は一気に活気を無くして静まり返ります。

使う物にはお金は使う。

旅行等もケチケチせずに、予算内で思いっきり贅沢をする。

これがアメリカ人の考え方です。

貯金をするなら運用しなさいというのが、アメリカ人の親が子供達に教えるお金の教育です。

 

お金というのは同じ1万円でも良い事に使う事も出来るし、悪い事にも使えます。

要は使う人や使い方で全然違った結果になるという事です。

 

正直、お金なんてただの紙なんです。

物に代えたり出来る引換券みたいな物です。

銀行口座や株式口座に入れれば、ただの数字でしかありません。

沢山あれば命を狙われる可能性もあるし、妬まれたり、揉める原因になる事もあるかもしれません。

でも、沢山あっても上手く運用して利益を出したり、自分以外の誰かを助けることも出来ます。

 

大切な事はどう稼ぐかよりもどう使うかの方が重要だし、上手く使う為のスキルも重要になって来ます。

このブログでは今後もそういう事にも沢山触れていき、一番大切なことは皆さんがお金に苦労せずハッピーな人生でいられる様な内容にしていきたいと思いますので、今後とも是非よろしくお願いいたします。

トシ伊藤でした。