1031エクスチェンジとは?

アメリカ不動産の三種の神器偏、まず1つ目1031エクスチェンジとは何か?

アメリカでは不動産投資がなぜそんなに人気があるのか?という最大の理由はやはり不動産の価値が上がりやすいという事があります。

投資は価値が上がる物にだからこそ、投資になる。

アメリカは日本や他の先進国と比べても抜群に不動産の値上がり益が期待できるというのが魅力です。

しかし、人気の理由はそれだけではありません。

アメリカでは一般人でもミリオネアになれる不動産投資のコツがあるんです。

その一つが1031エクスチェンジ。

投資用の不動産物件を売却した場合、元々購入した金額よりも高く売れたら、その値上がり分に対してキャピタルゲイン税がかかります。

これは金額にもよりますが約3−4割ゲインに対して支払わなくてはなりません。

10年で不動産価値が倍にもなる事が珍しくないアメリカでは、これは大きな痛手です。

しかし、売却後180日以内に違う投資物件に買い替えることによってこのキャピタルゲイン税は免除されます。

正確に言いますと先延ばしにする事が出来る。

いつか売却する際にはまとめて支払わなければなりません。

でも、交換し続ければ現実的にはずっと支払う必要はありません。

そうする事で値上がり益を上手に使って不動産資産を増やしていく事ができるという訳です。

しかも1つの物件で2つの物件に交換していく事も可能です。

こう考えますと、不動産投資物件が枝分かれしていって、次第にどんどん増えていく事が想像できるかもしれませんが、その通りです。

上手く活用できれば不動産資産をかなり大きくしていく事が可能なんです。

もちろん細かい決まりや厳しい条件、例えば売却後に45日以内に最投資物件を決めなければならない等、条件も沢山ありますので1031エクスチェンジを専門に扱う業者に力を借りる事にもなりますが、資本主義アメリカらしい夢のある税優遇措置だと思います。

残念ながら、これは自宅物件には適用されず、投資物件同士のみ交換可能です。

投資物件のみでもかなり広範囲で、賃貸物件から商用物件、商用物件から農地物件などあらゆる範囲に適用されます。

一代で大きな富を築くことも夢ではありませんね。