BRRRRメソッドについて
今年に入りまして、良く話題になる事がこのコロナ下の中でも衰えないハワイ不動産の好調ぶりです。
なので今日は民泊の話は少しお休みにしまして、久しぶりにアメリカ不動産投資のお話をさせていただきたいと思います。
BRRRR、アメリカ不動産投資ではよく聞く言葉です。
むしろアメリカでこれを知らない不動産投資家はいないくらい、不動産投資家ならだれでも知っている言葉です。
Buy, Rehab, Rent, Refinance, Repeat と言う事なのですが、これを繰り返すことで不動産の富を築く事。
まず不動産を買って、リモデルし、賃貸して、リファイナンスし、これを繰り返す。
これにappreciationの力を付け足して、長期間でアメリカ不動産特有の物件の上昇価値を狙います。
Appreciationとは以前メルマガやブログでもお話ししていますが、日本では築年数と共に物件の価値は減っていって最終的にゼロになりますが、アメリカではゼロにはなりません。
むしろ上がっていく事もあります。
そして、土地の価値もあがっていくのが通常です。
Appreciationについて。こちらのブログ、エクイティーって?で触れています。
毎月、ローンの支払額を下回らない様に賃貸し、そこからローンの支払いをして、キャッシュフローを手に入れる。
これを繰り返し、毎月キャッシュフローを手に入れながら、賃貸収入でローンを支払い、ローンを完済したら、次の物件の支払いに回していく。
その頃には物件の価値も上がっている。
アメリカでは10年したら2倍になるなんて事はざらにあります。
この力を想像するだけでも、物凄いですがこれがアメリカの不動産投資の醍醐味でしょう。
私がハワイに来たばかりの15年前、私はこのBRRRRは知りませんでしたが、Rent, Rehab, Sublease, Repeatでキャッシュフローを手に入れていました。
つまりRRSRです。これは自分で考えました(笑)
賃貸物件を使ってのハウスハッキングです。
ハウスシェアという言い方もありますが、上手くいくと自分の家賃分を貯蓄に回すことが出来ます。
日本でも賃貸物件を使ってハウスシェアをしたり民泊運営をする事は可能です。
勿論、大家さんの承諾は必要ですが、そういう物件を集めて専門的にやっている不動産屋もあります。
これは意外と馬鹿になりませんよ。
不動産投資初期には資金を貯める為に悪くないやり方です。
リスクもほぼ無し、3年間だけでもかなり貯まります。
私の場合は最初の物件を買う時にかなり助けになりました。5年くらいは頭金をためる為このやり方をしました。逆に5年間自分たちの為だけに家賃を支払っていたら、それはすべて消えていくお金です。
5年間誰かに家賃を払って貰って、自分たちはマスターベットルームにタダで住み、しかもキャッシュフローまでおまけで付いてきました。
不動産投資と聞くと何だか物件を持っていないから無理だとか、何だかお金が凄い必要で自分には無理だとか考えてしまいがちですが、そうでなくても色々な方法があります。
勿論、ラグジュアリーな物件を高値で売買し、それを生業としている人も沢山います。
どうしても、そういうものが派手でかっこよくて憧れるかもしれませんが、不動産物件というのはピンからキリまで色々あります。
もしあなたが投資資金ゼロでも不動産投資を始める事は可能です。
大切なのはプランとクリエイティビティーとリスクを限りなく少なくする事です。
アメリカでは実に沢山の不動産投資法が存在し、多くの人が自分に合ったやり方で不動産投資をしています。
同じ投資法でも人それぞれやり方が違います。
このハウスハックと言う投資法だけでも色々なクリエイティブなやり方がある事がお判りいただけたでしょうか?
それでは次回もまた違うアメリカ投資法についてお話しできたらいいなと思います。
それではまた!